見事な秋晴れが続いた8月終わりから9月初旬。姉が2週間ほどヨーロッパへ来てくれました。せっかくなので、私も1週間ほどバカンスを取り、フライブルクからシュトットガルト→ハイデルベルク→ロンドンへ史跡&美術館巡りへ行ってきました。
フライブルクから車で南へ50分、バーゼルに近いWeil am Reinヴァイル・アム・ラインという所にヴィトラ・デザイン・ミュージアムがあります。もともとはスイスの家具メーカー、ヴィトラが所有するプロダクトデザインのコレクションを展示するための美術館で、敷地にはSANAAや安藤忠雄など、有名な建築家が設計した建物が14棟(バス停を含む)建っています。
ヴィトラでは1年間のうち2〜3つ企画展があり、私が行ったときには上の地図の7の建物でDie Essenz der Dinge(物の本質的な姿)、13の建物でHeimliche Helden. Das Genie alltäglicher Dinge(知られざる英雄達:日常の中の独創力)が開かれていました。
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Vitra Desigh Museum, Frank Gehry, 1989
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Die Essenz der Dinge シンプルで合理的なデザインの数々 |
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Dome, Richard Bickminster Fuller, 1978/2000 |
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Heimlich Helden よく使うティッシュのデザイン |
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Heimliche Helden 街中でよくみるアレ |
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ヴィトラの椅子コレクション |
常設展をみにいくというよりも、建築の歴史やデザインの歴史を中心とした展覧会を見に行くのがおもしろいかもしれません。展示の他に建築ツアーが11時、13時、15時の1日3回あります。これを逃してしまうと、敷地内の重要な建築群をみることができないので、要参加です。
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VitraHaus, Herzog & de Meuron, 2010 |
ヴィトラハウスの中にはミュージアムショップやカフェ、ショールームがあります。
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ショールーム |
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ショールーム |
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キーカードと端末でお買い物♬ |
入り口でキー・カードを作ってもらうと、展示された商品のデジタルカタログが端末で呼び出せ、登録をすることでお買い物ができます。ミュージアムショップでは、デザイナーのグッズやミニチュア椅子なども。見せるだけではなく、売る。さすが、家具メーカーだなぁと感心してしまいます。
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ミュージアムショップ |
質実剛健なドイツのデザインだけではなく、アメリカのポップなデザイン、北欧の可愛らしいデザインもここには集まっています。そしてその中には日本のデザイナーの名前もチラホラと。建築やデザインってこんなに素敵だったっけ??と惚れなおせる美術館だと思いました。
noch einmal !
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