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2010/09/17

Mercedes-Benz Museum & Porsche Museum メルセデス・ベンツミュージアムとポルシェ・ミュージアム



 
 フライブルクのあるバーデン・ヴュルテンべルク州の州都、Stuttgartシュトゥットガルト。人口60万人で、ダイムラー、ポルシェ、ボッシュなどドイツを代表する世界的な企業の本社がある産業都市です。ミュンヘンのオクトーバー・フェストによく似た秋の収穫、ビール祭り、Cannstatter Volksfestカンシュタッター・フォルクスフェストが開かれることでも有名です。


 冬には大規模な Weihnachtsmarkt クリスマスマーケットも設置され、 商業的にも文化的にもバランスのとれたほどよい大きさの町だと私は思っています。そんなシュトゥットガルトでは、Mercedes-Benz Museum、Porsche Museum メルセデス・ベンツ・ミュージアムとポルシェ・ミュージアムへ行ってきました

メルセデス・ベンツ・ミュージアム

 2006年完成、オランダの建築家、ベン・ファン・ベルケルとカロリン・ボスの設計です。






 地上階から8階までタイムカプセルの様なエレベーターに乗ってあがると、まずは馬車が置いてあります。ベンツの歴史はそのまま近代の車の歴史に置き換えられるらしく、エンジンの開発から、空を飛べるようになるまで、地上に置ける最高速度の記録、軍事産業としての車、働く車、セレブとモードと車などなど年代順にみていくことができます。

 





 




 
 この博物館は2回目でしたが、(怖い人が乗る)高級車ベンツという俗っぽいイメージから、アウトバーンでもし事故ってもこの車なら生きていられそうな丈夫なベンツ、という良いイメージになりました。

ポルシェ・ミュージアム

ウィーンのDelugan Meissl 設計事務所によるデザインで、2009年1月に完成しました。ベンツ博物館が車産業の発展を説明する歴史博物館であるのにたいし、ポルシェ博物館はポルシェの歴史のみ、スポーツカーの速さと形の美しさとはなにか!を追求するまさしく「ポルシェファンのため」の博物館でした。







最上階からゆっくりとした傾斜を下に降りて行きながら 80台の車両と車の部品をみて行きます。













 ポルシェ博物館ははじめてでしたが、こんなにたくさんのポルシェをみたのもはじめてでした。車の背面の独特なカーブ、街中でみかけても見間違えない妙な自信がつきました。



 ベンツ・ミュージアムは3時間くらい、ポルシェ・ミュージアムは1時間半くらいのボリュームだと思います。それぞれのミュージアムショップにはミニカーや珍しいファンアイテムが置かれ、カフェやレストランには車の名前のメニューがあるなど、車が好きな人にとってパラダイスかもしれません。特に車に興味がない人でも、形の美しさ、速さを重視した車産業の歴史が学べる楽しい博物館だと思います。

Zuerst brauche ich meine Führerschein...


2010/09/09

Vitra Design Museum ヴィトラ・デザイン・ミュージアム



 見事な秋晴れが続いた8月終わりから9月初旬。姉が2週間ほどヨーロッパへ来てくれました。せっかくなので、私も1週間ほどバカンスを取り、フライブルクからシュトットガルト→ハイデルベルク→ロンドンへ史跡&美術館巡りへ行ってきました。

 フライブルクから車で南へ50分、バーゼルに近いWeil am Reinヴァイル・アム・ラインという所にヴィトラ・デザイン・ミュージアムがあります。もともとはスイスの家具メーカー、ヴィトラが所有するプロダクトデザインのコレクションを展示するための美術館で、敷地にはSANAAや安藤忠雄など、有名な建築家が設計した建物が14棟(バス停を含む)建っています。


 ヴィトラでは1年間のうち2〜3つ企画展があり、私が行ったときには上の地図の7の建物でDie Essenz der Dinge(物の本質的な姿)、13の建物でHeimliche Helden. Das Genie alltäglicher Dinge(知られざる英雄達:日常の中の独創力)が開かれていました。

Vitra Desigh Museum, Frank Gehry, 1989
Die Essenz der Dinge シンプルで合理的なデザインの数々
Dome, Richard Bickminster Fuller, 1978/2000
Heimlich Helden よく使うティッシュのデザイン
Heimliche Helden 街中でよくみるアレ












ヴィトラの椅子コレクション
 常設展をみにいくというよりも、建築の歴史やデザインの歴史を中心とした展覧会を見に行くのがおもしろいかもしれません。展示の他に建築ツアーが11時、13時、15時の1日3回あります。これを逃してしまうと、敷地内の重要な建築群をみることができないので、要参加です。

VitraHaus, Herzog & de Meuron, 2010
 ヴィトラハウスの中にはミュージアムショップやカフェ、ショールームがあります。
ショールーム
ショールーム










                   
                     キーカードと端末でお買い物♬
 入り口でキー・カードを作ってもらうと、展示された商品のデジタルカタログが端末で呼び出せ、登録をすることでお買い物ができます。ミュージアムショップでは、デザイナーのグッズやミニチュア椅子なども。見せるだけではなく、売る。さすが、家具メーカーだなぁと感心してしまいます。
ミュージアムショップ
 質実剛健なドイツのデザインだけではなく、アメリカのポップなデザイン、北欧の可愛らしいデザインもここには集まっています。そしてその中には日本のデザイナーの名前もチラホラと。建築やデザインってこんなに素敵だったっけ??と惚れなおせる美術館だと思いました。



noch  einmal !

2010/08/22

Schloss Staufenberg          シュタウフェンベルク城



 フライブルクのあるBaden-Württemberg バーデン・ヴュルテンべルク州。温泉保養地があり、バーデンワインの産地であるこの地域には、その昔バーデン辺境泊が持っていた古城の跡がいろいろな所に残っています。その1つ、Schloss Staufenberg シュタウフェンベルク城は、フライブルクから北へ76km離れた Durbachドゥルバッハにあります。
 秋雨が多く降りだいぶ冷え込む8月。嘘のように晴れて気温のあがった週末、この近くでお菓子職人として働いている友人にこの古城跡を利用したカフェ連れて行ってもらいました。

 
 麓の町からぶどう園の中の小道をゆっくり歩いて25分くらい、標高383mのシュタウフェンベルク城が見えてきました。


 


 








 このお城は12世紀に シュタウフェンベルク家の山城として築かれ、 19世紀にバーデン辺境泊の手に移る前に数度にわたって改築されています。現在はワインが美味しく、眺めのいいカフェとして城の1部が使われています。


 






 平日にはランチメニューがあるみたいですが、土曜日は残念ながらありませんでした。そこでこの地域のクリームの薄いピザ、フラムクーヘンをいただきました。









 
 私の周囲のドイツ人は結婚式の披露宴を街中のホテルやレストランではなく、森や山の中にひっそりとたたずむカフェやレストランで開いています。これは街中のレストランよりもこういった秘境に美味しいお店がある。。?から?とも考えられるのですが、やはり記念になるその日を自然の豊かな、眺めがよい特別な場所で祝いたいとの思いなのかもしれません。


このぶどう園の中のお城カフェも、夏の間格好の記念場所として連日のように祝宴が催されるようです。本日も内部には夜の晩餐の支度がすでになされていました。















披露宴は晩餐のほかに、スピーチや演し物、ダンス・パーティなども開かれだいたい深夜まで続きます。



 この素晴らしく眺めのよいお城から、外灯のない暗い夜道を酔っぱらったお客さんたちが列をなして帰るのは。。なかなかシュールだと思いませんか?



Schönes Wochenende noch!