フライブルクのあるバーデン・ヴュルテンべルク州の州都、Stuttgartシュトゥットガルト。人口60万人で、ダイムラー、ポルシェ、ボッシュなどドイツを代表する世界的な企業の本社がある産業都市です。ミュンヘンのオクトーバー・フェストによく似た秋の収穫、ビール祭り、Cannstatter Volksfestカンシュタッター・フォルクスフェストが開かれることでも有名です。
冬には大規模な Weihnachtsmarkt クリスマスマーケットも設置され、 商業的にも文化的にもバランスのとれたほどよい大きさの町だと私は思っています。そんなシュトゥットガルトでは、Mercedes-Benz Museum、Porsche Museum メルセデス・ベンツ・ミュージアムとポルシェ・ミュージアムへ行ってきました。
メルセデス・ベンツ・ミュージアム
2006年完成、オランダの建築家、ベン・ファン・ベルケルとカロリン・ボスの設計です。
地上階から8階までタイムカプセルの様なエレベーターに乗ってあがると、まずは馬車が置いてあります。ベンツの歴史はそのまま近代の車の歴史に置き換えられるらしく、エンジンの開発から、空を飛べるようになるまで、地上に置ける最高速度の記録、軍事産業としての車、働く車、セレブとモードと車などなど年代順にみていくことができます。
この博物館は2回目でしたが、(怖い人が乗る)高級車ベンツという俗っぽいイメージから、アウトバーンでもし事故ってもこの車なら生きていられそうな丈夫なベンツ、という良いイメージになりました。
ポルシェ・ミュージアム
ウィーンのDelugan Meissl 設計事務所によるデザインで、2009年1月に完成しました。ベンツ博物館が車産業の発展を説明する歴史博物館であるのにたいし、ポルシェ博物館はポルシェの歴史のみ、スポーツカーの速さと形の美しさとはなにか!を追求するまさしく「ポルシェファンのため」の博物館でした。
最上階からゆっくりとした傾斜を下に降りて行きながら 約80台の車両と車の部品をみて行きます。
0 件のコメント:
コメントを投稿