2010/08/14

Freiburger Münstermarkt         フライブルクの市場

 
 
 人口20万人の大学町、フライブルク。そんな南部の田舎町に観光ブームが訪れているらしく、宿泊客13万人、日帰り客122万人を記録したそうです。とはいうものの、生活しやすい町ではありますがこれが売りといった観光名所はそれほど多くありません。私がよく日本からのお客様を連れて行き、かつ毎週土曜日に買い物をする、大聖堂前の市場は数少ない名所の1つだと思います。

旧市街の中心にあるフライブルク大聖堂は、1354年に起工、1513年に完成しており、 ロマネスク様式とゴシック様式が混在した壮麗な建築です。残念ながら戦争で大半が壊されてしまいましたが、高さ116メートルの塔は焼け残って今に至ります。




 この聖堂を取り囲むように、フライブルク近郊の農家の人々が月曜日から土曜日までお店を出します。7−13時と公には言われているみたいですが、実際は9時頃から13時半頃まで開いているお店が多いようです。毎日立つ店は異なりますが、土曜日に一番多くの店が立ち、来る客も多くにぎやかです。


 大聖堂の正面玄関にむかって右翼はフランスアルザスのお店や輸入野菜・果物、中東や地中海のオリーブのお店、小物やお土産など雑貨屋さんが集中します。


 正面から左翼はフライブルク近郊の農家の直営店、キノコ専門店、花屋、ヴルストのスタンド、オーガニック野菜の店が集中しています。











 今は8月。日本は真夏の暑い盛りですが、ドイツは最高気温20度前後、最低気温は13度。雨も多く降り、なにやら初秋のお天気です。



この季節の美味しいものはどんなものがあるでしょうか?


Buschbohnen サヤインゲン
Steinpilz 
やまどりだけ(ポルチーニ)
Mais トウモロコシ 
Kürbis Hokkaido 
打木赤皮甘栗カボチャ


Zwetschgen 
セイヨウスモモ

Mirabelle ミラベル






























 そのほかに、Gurkeキュウリ、Eierpflanzeナス、Tomatenトマト、Paprikaパプリカ、Zucchiniズッキーニなど、日本でもなじみのある夏野菜が売られています。すべてキロいくらの量り売りであるためか、形はいびつなものも多いですが、その分日本に比べると農薬が少ないと聞いています。少し大きく育ちすぎ、皮が硬く、味が大味な野菜もありますが、とれたてを買って調理できるのが利点ではないでしょうか。

9月頃から飲めるNeuer Süßer
















 お店の人たちと顔見知りになって、今どんな野菜が美味しいのか話しながら買い物をするのは、私の週末の楽しみになっています。




Yummy〜!



Münsterplatz, Freiburg
Mo-Fr 7-13h(9:00頃から本格的にお店が開いています)

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